気流解析
Airflow Analysis
工場における
「見える化」とは?
空気の流れは、人の目で確認するのは難しいものです。
また、それらが持つ熱がどのように伝わっているかも直接目で見ることはできません。
こういった空気の流体の動き方、熱の伝わり方を可視化できればさまざまな課題の解決につなげることが可能です。
弊社では気流解析によって「見える化」することにより、気づくことが出来なかった問題点の改善に向けてご提案させていただきます。
"3D気流解析"とは
施設内の空地の流れ・温度分布・汚染の広がり・管機構率の検証など様々な気流の解析が可能です。
3D-CADとの連携で給排気・機械設備などのレイアウトを自由に変更し気流の変化を検証することも可能です。
ベクトルでの表示や半透明での表示等様々な結果表示を動画・静止画などで出力が可能です。
食品工場における気流解析
食品などの衛生管理が重要な工場では空気環境の管理が必要不可欠といえます。製品にカビの発生等が起きる時、多くの場合空気環境に問題があるといっても過言ではありません。
「製造ラインの陽圧化」「温度の管理」「換気効率」「汚染粒子の飛散」目には見えないこれらの要因を3D気流解析で可視化し改善方法を導きます。
省エネ診断
現在の給気・排気が省エネの観点から適正であるのか、まずは気流を可視化することによって現状を把握します。
そしてどのように変更したら効率がいいのか、3D-CADとの連携で給排気・機械設備などのレイアウトを変更し改善方法を導きます。
3D-CAD
Airflow Analysis
3D図面のみで
ビル・工場の設備を管理
設備の保守管理業務では、図面・過去の保守管理データ・工事施工記録・設備の型式など、数多くの書類やデータを保管したり必要時に参照しなければなりません。
ビル・工場の図面を3Dデジタル化する事により、設備の保守管理のための各種データを、その3D図面とリンクして一元管理することが可能になります。
各工場の設備管理が本社でも管理しやすくなり情報の共有化に役立ちます。
図面の3Dデジタル化によるあらゆるメリット
従来の設備管理図面(10-15年前)では2D図面(平面図、断面図)での管理が主流でしたが3D図面(立体図)での管理では現場を目視した状態と同じようにPC上で管理が可能になります。
そのことにより工場内での設備変更工事などの時に、施工業者との打ち合わせを3D図面上で細かく打ち合わせができるようになります。
その他「工場内での安全対策に役立つ」、「ダクト内の清掃など積算が細かく出せる」などメリットがあります。
また、一度3D図面を作ってしまえば、機械設備の入れ替え・配置替え等のシュミレーションができ、スムーズに施工が行えます。
設備変更工事等で金額決済の稟議書を会社の上司に挙げる際、3D図面で施工前後のシュミレーション画像を使っての説明ができます。
そして2011年3月の東日本大震災のような大地震で、復旧の遅れの原因の一つに過去の古い図面で管理していた事があげられています。
3D図面での設備管理が出来ていれば復旧作業も1ヶ月違うとも言われています。
工場での復旧の遅れは売り上げに影響します。災害対策という意味でも図面の3Dデジタル化は必要といえます。